この言葉ご存じでしょうか？

リンクを張り付けても良いのですが、長いので読む気が失せると思います。

なので超簡単に説明しますと、何らかの理由で子どもの頃の辛い思い出から

今もトラウマになり、生きづらさを感じている大人の事です。

何らかの事情・・・それは様々で

・親がアルコール依存症

・育児放棄

・極度の過保護・過干渉

などがよく挙げられている例です。

毒親育ちと一緒に紹介されていることが多いです。

皆さんはご自身の親御様にどんな印象を持たれているでしょうか？

大好き、尊敬している、何も特に思わないけど親だから大事・・

また、

大嫌い、恨んでいる、会いたくもない・・・

どんな親でも親は親。

その人たちの存在がなかったら自分の存在もこの世にないわけで・・・

特に日本は親を悪く言うのはタブーのような文化が今もあります。

反面、ここ最近の流行り言葉に

「親ガチャ」というものがあり

親を「当たり外れ」で審査（？）したりもし始めました。

そこで、今まで押し殺してきた親への違和感を初めて感じた方も

いらっしゃるのではないでしょうか？

かく言う私も、自分の親が「毒親」だなんて思いもせず

違和感や不満や傷を隠しながら、感情を押し殺しながら

全て見て見ぬふりをして蓋をしながら生きていました。

（実は今もそうです）

愛されて、守られて育った子どもと、ひどく傷つけられて生きてきた

子どもは、やはり考え方など違ってくると思います。

アダルトチルドレン、毒親　についてはまたシリーズ化して

ここで発信していこうと思っています。

私は、もういい歳していますが、ぬいぐるみが大好きです。

手触りの良いぬいぐるみを（特に抱きかかえられる大き目サイズ）

ぎゅーっと抱きしめて寝るのが大好き。

そして、パフェが異様に好きなんです。

甘いものは好きですが、そんなに食べられる方ではなく、パフェも結構

きついんです。でも、ことあるごとにケーキでもチョコレートでもなく

「パフェ」が食べたくなります。

これはまさに「トラウマ」からなんです。

小さいころ、杉田かおるさんと石立鉄男さんのドラマで

「パパと呼ばないで」というのがありました。

（多分50代より上の方しか知らないかな？）

この二人は血がつながらない親子ではあるんですが、

事あるごとに二人で喫茶店に行き、杉田かおるさん演じる

チー坊がパフェを食べるんです。

辛い事があった後、褒めてもらえる時、親子の仲直り・・・

そのシーンが好きで、反面見ていられないくらい悲しくて・・・

私は実父と二人で喫茶店どころか、出かけたことも一切ありません。

褒めてもらったことも、喧嘩したことも、触れたことすらありませんでした。

幼少の私は、チー坊が羨ましくて悲しい気持ちでドラマを見ていました。

先日より、塾がおかげさまで大忙しで、心身ともにくたくたになっていました。

その間ずっと、「パフェが食べたい」と思っていました。

ふと、愛犬チョコの散歩中　綺麗な景色を見ながら内観するんですが

「あ、あの時のパフェが・・・それでパフェが食べたいんだ」

と今更ながら判明しました。

口が、胃がパフェを求めているのではなく

「私、頑張ったよ！褒めて！！」という気持が

パフェを求めているんです。

褒めてもらったことがないから

未だに誰かに（本当は親に）褒めてもらいたいんでしょうね。

小学生の時、学校で1番上の賞を習字で取りました。

校長室に呼ばれ、今まで誰も取ったことのないすごい賞だと

先生方に褒めてもらいました。

朝礼で全校生徒の前で称えてもらいました。

習字の月刊誌みたいなものに紹介され、名誉なことだと言われました。

そのことを父親に言いたかったので、父が帰宅する前に

母に「この本見せてパパに報告する！」というと

「仕事から疲れて帰って来るのにそんなしょうもない話するな」

と言われました。

今でもあの時のことは忘れられません。

だから・・・私はパフェが食べたいんです。

だから私はFINDという名前を自分の生き甲斐である塾に付けました。

どんな小さなことでも、褒めてあげたい、いい所を見つけてあげたい。

苦しんでいる気持ちを見つけて、寄り添ってあげたい。

だから「FIND」です。

もし、毒親やアダルトチルドレンで苦しんでいる方がいらっしゃったら

もう過去には戻れませんが、今からでも決して遅くないので、

自分を大事に、自分を褒めてあげませんか？

私で良かったら、お話を聞きます。

ひとりごと