カウンセリング例 ご主人のパワハラ①

カウンセリングの具体例を挙げていきます。


随分前にカウンセリングしたママさんのお悩み。

実は塾の保護者様で、お付き合いは長く、裕福そうな大きなお家に住まれ

お子様2人にも恵まれ 傍から見るとお幸せそうなおご家庭。

ですが、普通の塾の懇談の際、なんかママさんに影というか・・・

闇というか・・・

私は勝手に心配していました。

(私はとにかく不幸続きの人生だったため、人の顔色をうかがってしまう癖と

困っている人、悩んでいる人を見つけてしまう能力があるみたいです)


ですが、こちらから差し出がましく「困ってませんか?」などとは言えません。

いつもの懇談の際、なんか歯切れが悪くて塾を辞めたいのかな?と思い

全く無理して継続しなくて良いという感じで話を持って行きましたら・・・


ママさん急に大粒の涙・・・

しばらく急かさずに何かを話されるのか待ちました。

「実は・・・主人が塾の費用を出してくれないんです」

このママさんは田舎の旧家に嫁がれていて専業主婦。

よって忙しい毎日ではありますが(家族全員のお世話で)

ご自身の収入はゼロ。


詳しく聞けば

ご主人は自分や自分の親に掛けるお金は全く惜しくない人。

でも子どもや奥さん、奥さんのご家族には一切掛けたくない人だそうで。

子どもは絵本一冊買うのにもパパの許可が必要。

塾にもようやく行かせてはくれたけど、月謝を出してもらうのに

めちゃくちゃ苦労するらしく・・・

でもお子様は当校をめちゃくちゃ気に入ってくれていて、辞めたくないと。

色々聞いていくと、田舎ならではの苦労や、ご主人の勝手っぷり、嫁姑問題、

出るわ出るわ・・・止まらないくらいの問題が涙と共に溢れ出てきました。


後日カウンセリングでは、お子様の心理状態が心配だったので

それ中心に話しました。

やはり、友達のご家庭とは全く違っていて病んでいるそうで・・・

パパにおねだりなんてしたことはないらしいです。

おばあちゃんは支配したがる人で、孫にあげたもの全てに油性マジックで

おばあちゃんの名前を書くそうです。(見せてもらいましたが正直引きます・・・)


さて、カウンセリング。

まずはそのようになってしまった原因を探ります。

実は、クライアント様が嘘をついているかも?と疑うことも

スタートするには必要です。

嘘、までいかなくとも 誇張は大いにあり得ることです。

(それが悪いのではなく、そう言いたいお気持ちにも寄り添いたいのです)

もしかしたらママさんの過去の浪費癖からそうなったかも知れないのです。

そもそもの原因がわからないと的確なアドバイスなんてできません。


もちろん直接的な聞き方をするのではなく、色んな方向から質問などをし、

探っていきます。

このママさんの場合は、どうもママさん側には大きな原因はなさそうでした。


じゃあ、なぜご主人はそうなったのか?

結婚する時にはわからなかったのか?


②に続きます。

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